こんにちは!

ちょっとちょっと!聞いてくださいよ~!

なんと、新車を買っちゃいました♪

じゃーん!マツダ・ロードスター

どうです?カッコイイでしょ~?

最近人気の2シーターのコンバーチブルですね!

人気とは言っても、お世辞にも快適で便利な車とは言い難いので、自動車の年間販売台数の割合から言えば極僅かな台数しか売れてはいないと思いますが(笑)

ご覧の通り、オドメーターの表示も7kmと、出来立てホヤホヤのエンジンです。

 

さあ、ちょいと今日は話題を持って来ましたよ。

車やバイクが好きな方なら「慣らし運転」って言葉には敏感ではないかと思いますが、この慣らし運転にも人それぞれ、色々な考え方があります。

昔は新車を買えば当然の様に行われていた行為ですし、中には新車の内は塗装が落ち着くまで洗車厳禁!なんて言う意見も。

また、中古車でさえ”以前のオーナーのクセ”を取って、自分のクセに馴染ませるためにも必要だと言う意見もあります。

そして、近年では慣らし運転そのものに関する意見もあり、昔と違って部品や組み立ての精度も格段と良くなっているので、現代の車やバイクなら慣らし運転は必要ないと言う人、いやいや、やはり機械ですから昔ほどシビアではなくとも慣らしは必要だと言う意見など。

新車の慣らし運転は過去の話なのでしょうか?それとも必要ですか?

私が思うに、仮に現代の機械が慣らし運転不要だったとしても、やはりやらないよりはやっておいた方が気分的には安心しませんか?と思うのです。

 

それに、乗り換えたばかりの車だと…

未知のスイッチが付いていたり!

こんなに素晴らしい位置にあるにも関わらず、異常な程使い勝手の悪く感じるドリンクホルダーCDドライブの扱いに慣れる努力が必要だったり。

オプションで付けたはずなのに見当たらない、ETCカードを入れる場所を探し回ったり…

新しい車に慣れると言った、ドライバー自身の慣らしも必要なので、まずは大人しく乗りながら様子見した方が良いでしょう。

 

慣らし運転について、各製造メーカーはどの様に考えているのでしょうか?

これが、実はメーカーによって結構意見が分かれる。

例えば、外国製の車はメジャーなメルセデスやBMWを見ても、最初の1000~2000kmは急発進や急な加減速などは避けましょうと言った感じの事が書かれており、メーカーによってはより具体的な慣らし運転の指示が記載されている事もあります。

最初の数百kmまでは4000rpmまで~、そこから100km毎に500rpmずつ上げて~とか、ゆっくりアクセルを踏むとか、アクセルを全開にして負荷を掛けるなどなど、本当に細かい事が書かれている車種もある。

でも、細かい事が書かれているのは大体の場合はドイツ車が主になる印象(笑)

真面目で理屈っぽいお国柄からそうなるのかもしれません。

フォードなどに至っては、最初の2~300kmは急発進・急加速をしないでください程度の、すっごい簡単な説明だったり。

また、日本国内のメーカーの多くは一部の車種を除いて「慣らし運転は必要ありません」と明記されている物が多い。

ちょっとビックリです。

極端かもしれませんが、ディーラーで納車された直後にエンジンを始動したら、いきなりアクセル全開でぶん回して帰っちゃっても”機械的には問題ない”と思って良いのでしょうか?(笑)

 

その他、日本車でも各メーカーの一部の車種に於いては”慣らし運転推奨車”なる車が存在する。

例えば日産・GT-Rなどのハイパフォーマンスカーだったり、マツダ・RX-8などのロータリーエンジン搭載車など。

マツダ・RX-8のマニュアルには、ロータリーエンジンは比較的高速で回るため、最初の1000km程度は7000rpm以下に抑えて~などと言った感じで書かれているのですが、7000rpmって普通に”高回転”ですからね…(汗)

いきなりサーキットにでも持ち込まない限り、普通に乗っていたら7000rpmも回すドライバーの方が稀なケースだと思います(笑)

とは言っても、ほとんどの車種の場合は国内外問わず、慣らし運転が必要と書かれている場合でも細かい指示や方法が説明されている事は稀であり漠然とした事しか書かれていないので、どんな運転をするのが正しい慣らし運転となるのか、正解がないのである。

ただのんびり走っていればOKと言う意見もありますし、使用する回転域や負荷の掛け方を徐々に変えていって、後半では時々高負荷で運転すると言った人も。

メーカーが漠然とした説明しかしないので、ユーザー同士で意見が対立しちゃうのかな?なんて思いますが。

 

ちなみに、バイクの場合はどんな感じでしょうか?

少し調べてみると、カワサキのバイクはメーカー自身が”慣らし運転条件”を明確にしている様です。

カワサキの公式サイトに明記されている内容を見ると、最初の1000kmまでは以下の表に従って回転数を守る様に~と説明されています。

~350kmまでは4000rpm以下、~600kmまでは6000rpm以下、~1000kmまでは…ん??

急に漠然とした指示に変わりました(笑)

~1000kmまでは”控え目な運転”だそうですが…控え目な運転とは…?(汗)

また、Ninja ZX-25Rと言うバイクのみ別の表が用意されており、他のバイクよりそれぞれ2000rpm高めの制限となっています。

…が、~1000kmまでは控え目な運転だそうで、やはりなんだかんだで特に”こうしろ!”と言った決まりは無いみたいですね。

ただ、バイクなどの高性能エンジンの乗り物、車でも高回転型やハイパワーのエンジンを搭載する車種に於いては慣らし運転が推奨されているので、やはり普通の車でもやらないよりはやった方が良いのは間違いないのかな?と思います。

 

ちなみに、今回私が購入したロードスターはマツダが慣らし運転は不要と言っている車種に該当しますが、先日1000kmを突破して1ヶ月点検に持ち込みました。

エンジンオイルフィルターがあるためかそれ程汚れてはいなかったものの、ギアオイルはミッション・デフ共に真っ黒になってギラギラとした金属粉も見られました。

メーカー公認で慣らしが不要と言われている車種でもこれですから、抜いたオイルを見ちゃうと”必要か否か”ではなく”やっておけ!”と強く推奨したいです。

まあ、最近の車なので慣らし運転をしなかったとしても、10万km、20万kmくらいなら目立った不具合なく動くとは思いますので、そう言う意味では不要なのかもしれませんが、もっと早い時期にパワーや燃費と言った部分で差が出てくるかもしれませんよ?(笑)