今年は異常な暑さが続いていて、9月中旬を過ぎてもなかなか涼しくなる気配がありませんね。
何をするにもやる気が出なくて、出掛けるのも面倒に感じてしまうほどですが、9月は2週連続で3連休があるので遊びに行かなきゃもったいない!
一本クヌギも平日は閑古鳥の鳴いている日も多いですが、休日は盛況となっており、この連休も走りに来てくれるお客さんが多いですね。
猛暑でもみなさん元気ですね(笑)
私も先日、宮崎県の方へ遊びに行ってきました。
2015年に佐伯~蒲江間も繋がり全線開通となった東九州自動車道は、佐伯~延岡の区間は無料となっていて良く利用します。
ただ、延岡から先は高速道路を使って行った事がない事に気が付いたんですよね。
宮崎市の方へ遊びに行く事は時々ありますが、他の用事のついでに一般道で向かったり、熊本県経由でアクセスする機会が多いのですが、今回は初となる東九州自動車道の佐伯市~宮崎市直通ルートで向かってみました。
海辺の道が多い一般道コースと違い、高速道路を通ると高千穂方面へ向かっている時の様な山間部を通って行く事になります。
時々海が見えたり、景色の良い谷が見えたりする事もありますが、ドライブするにはイマイチな景色ですかね。
宮崎市へ向かうまでの間、買い物や食事の出来るパーキングエリアは川南PAだけで、ここも空腹でなければ特に寄る理由はないかな、と言った印象です(笑)
2ヶ所ほどジャンクションもありますが、ほぼ直進で一気に通過して行きますので、迷う心配はありません。
ドライブコースとしての魅力は乏しい印象ですが、最大の魅力は宮崎市までの超時短です!
気が付けばあっと言う間に宮崎市に到着!
佐伯市~宮崎市は一般道を通ると5時間弱コースとなりますが、高速道路で周りの流れに合わせて走っていると2時間ちょいで行ける手軽さ。
いつも延岡や日向付近で遊んだり、時々高千穂の方へ行ってみたりでしたが、高千穂へ行くのと大差ないか、むしろ短い時間で宮崎市まで遊びに行けちゃうんだから、たまには思い切って高速道路で南下してみるのも良いんじゃない?
かつては日本一のリゾート地として栄え、バブル期には別荘を持つ人も多く新婚旅行の定番としても良く知られていました。
あの有名なシーガイアやフェニックス自然動物園の他、ゴルフ場も多いですし、現在では九州最大のイオンモールも宮崎市内にあるので家族で遊びに行くのもオススメ。
市街地の中心部は都会ですが、少し外れると一気に田舎を通り越して秘境の様になるギャップも面白いですね。
ツーリング目的で訪れるなら郊外をメインに、買い物を楽しむなら市街地周辺やメジャーな観光スポットを巡ってみると良さそうですよ。
まずは中継地点として、道の駅フェニックスへ立ち寄りました。
人気スポットと言う事でしたが、確かに周辺の海の景色は魅力的ながらも、道の駅自体は特筆する様な事もなく。。。
タイミングが良ければ名物の堀切ホットドッグが食べられるそうですが、残念ながらこの日は見当たらず。
ここから見える海は太平洋…との事ですが、厳密にはフィリピン海…ですよね?
正確な範囲は記憶していませんが、北は関東付近まで広がる海域で、伊豆諸島から小笠原諸島の島々を線で繋いだ外側が太平洋です。
つまり、九州含め西日本で見られる東側の海は全部フィリピン海(笑)
それにしても、外海はまるでどこまでも続く様で綺麗ですね。
ところで、ちょっと時間を遡って…最初に立ち寄った展望台から見えた、ここに行ってみましょう!
ここがどこだかみなさんご存知ですか?
そう!あの有名な観光名所「青島」ですよ!
島の周辺に剥き出しになった岩肌の様な地形は鬼の洗濯板と呼ばれる奇石群として良く知られ、名所の一つとなっています。
この日は残念ながら、モアイ像で有名なサンメッセ日南が休業中だったため撮影出来ませんでしたが、青島へ行けばとりあえず宮崎で有名なスポットは揃っているので、ここは絶対に外せない場所と言っても過言ではないでしょう。
道の駅フェニックスから15分も掛からない場所にあるので、カーナビに案内させればあっと言う間です。
■観光名所「青島」へ
本来なら結構人が多くて、連休と被ると駐車場に困りますが、この日は猛暑日で暑過ぎるためか駐車場も空いていました♪
ラッキー…なんですけど、歩道橋を渡り始めた時点で若干後悔しはじめる(笑)
車の温度計は37℃を表示していて、外に出ると本当に気分が悪くなるくらい暑いんですよね(汗)
ちなみに、右側に写っている有料駐車場を利用しましたが、周辺には他にも駐車場は沢山あります。
この日の様に空いていても表に案内札を持って立っている人がいましたが、ちょっとね…
未舗装だったりするので、雨天時や車が汚れるのが嫌な人は舗装された駐車場をおススメします(笑)
歩道橋を渡ればお土産屋さんなどの並ぶ通りに入りますが、観光地のわりにはお店が少ない印象。
青島周辺は海水浴場もあるので、向かって左側の方を見渡せば砂浜も広がっています。
ここにはSNSでも話題の「幸せの黄色いポスト」が立っていますが、随分と不自然に設置されているので完全に写真撮影用のオブジェですね。
青島を背景にしてポストと並んで撮れば、インスタなどに使える映えショットが撮れそうですが、撮影のセンスも必要かもしれません(笑)
ちなみに、黄色いポストはここだけでなく全国各地に存在するらしいので、旅の際に探してみるのも面白いかも?
弥生橋を渡って青島へ向かうと、左右には鬼の洗濯板が見られます。
独特で異様な光景。
どこか不気味さもありますが、凄い景色ですよね!
橋を渡り終えたら、その先には青島神社があります。
それ程大きな神社ではありませんが、周辺の独特な地形や島の中心と言う立地から、とても神聖な場所の様に感じますね。
参拝客も多いですよ。
いざお参りをしようと近付くと、どうやら作法が独特な様子。
賽銭箱はありますが、本坪鈴が吊るされていないんですよね。
一般的には二拝、二拍、一拝と言った作法が主流な気がしますが、異なる場合は参拝の作法が貼ってあったりしますよね。
特に記載は見られないのでどうしようかと悩んでいると、参拝客は外国人の観光客が多い様でみんなフリースタイル(笑)
跪いて手を合わせている人もいれば、まさかの十字を切っている人までいたので、まあ神様に失礼のない様に清らかな気持ちで祈りを捧げるなら形など気にする必要もないのかな?なんて(笑)
ちなみに、こちらの青島神社で祀られている神様は、彦火火出見命、豊玉姫命、塩筒大神の三神で、縁結びや航海・交通安全などのご利益があるそうです。
車やバイクが好きな方は、是非こちらで交通安全のお守りはゲットしておきたいですね!
■宮崎県立 青島亜熱帯植物園
青島神社から駐車場へ引き返している途中、もう一つスポットを発見しました!
入口は開いているのに、誰も入ろうとする人がいないので何だろう?と不思議に思っていたのですが、良く見ると「宮崎県立 亜熱帯植物園」と書いてある。(カーナビや地図には”宮交ボタニックガーデン青島”と記載されている)
どうやらこちらも入って問題なさそうなので、入口に近付いて写真を撮っていると、周りの人も気付いたのか急に人が増えてきました(笑)
どこでチケットを買うのか探してみましたが見当たらなかったため、とりあえず入ってみると、なんと無料ですよ!
中も結構広いです。
無料開放なのに、中は手入れも行き届いていて綺麗です♪
広い公園の様な感じで、南国っぽい植物は見られますが、景色を見ながら散策するだけかな?と思ったのですが…
研究や実験をしている施設なのでしょうか?
いくつか温室があり、一番奥には大型の植物を育てている2階建ての大温室が。
温室なので暑いのかな?と思ったのですが、窓は開放されており、そもそも外が異常なほど暑いのでむしろ木陰で涼しいくらい(笑)
中はまるで小さなジャングルでも探検している様な雰囲気で、生い茂る植物の中を歩き回れます。
植えてある植物も結構種類が多いです。
中には、良く知っているのに木は見た事がない人も多いだろうマンゴーやカカオなども。
植物ではありませんが、ジャングルの奥地にはマーライオンがありました(笑)
小さくてかわいいけど、シンガポールに許可を取って製作した物だとか。
サンメッセ日南のモアイ像の様に、もっと全国にアピールしても良さそう。
ざっくりとしたスポット紹介でしたが、青島周辺だけでも同時に見られる名所や綺麗な景色が楽しめますし、宮崎市内も買い物が出来るスポットは沢山ありますから、たまには高速道路で宮崎市まで遊びに行ってみてください♪
意外な事に、帰りは退勤時間帯も上り側はあまり混雑しない様子なので、一般道を通って日向市や延岡市で夕食を食べて帰るのもありかもしれませんね。