まだまだ寒い2月に峠道を走っていると、梅かな…?あれれ??桜が咲いてる!?って驚いた事はありません?
あまり自生はしていないので、咲いているとしたらその辺一帯にたくさん咲いていると思いますが、早咲きの「河津桜」って花があるんですよね。
花の色は紅梅ほど濃くはないですが、鮮やかなピンク色をしています。
大分県内だと津久見市四浦などが有名で、毎年2月上旬~下旬(開催日はその年の開花状況による)に掛けて豊後水道河津桜まつりが催されています。
たまたま通りかかった際に河津桜まつりが開催されていたので立ち寄ってみました。
ここは四浦の展望所ですが、海の方を眺めれば天気の良い日は愛媛県が見えますし、後方の山側を向けば津久見市に富をもたらしているセメントの材料となる石灰岩の採掘場や、豊後水道のリアス海岸が見られます。
ちなみにこの展望所なんですが…
普段はほとんど人がいないのに、このシーズンだけは混雑が見られます(笑)
それ程広いわけでもないのに、次から次へとやって来る車、車、車…
遂には路駐して写真を撮りだす人までいるくらいです。。。
ただね、意外と気が付いていない人も多い様なのですが、実を言うとココが会場と言うわけではないんですよ(笑)
むしろ、ここは河津桜が少ない方。
車を停める場所が見当たらないから、広いここに集まっているのでしょうか。
じゃあ、どこに行けば良いの?と言うと、津久見市の観光案内所や麓にあるつくみイルカ島へ立ち寄れば、河津桜が見られるドライブルートを記載したマップが貰えるはずなんですよ。(観光協会の公式サイトでも閲覧可)
この四浦半島を通る峠道は結構複雑に枝分かれしていて、ざっくりと大別するなら半島を回って津久見市へ戻って来るルートや、佐伯市へ抜けるルートの他、先は行き止まりとなるのですが、有名な保戸島を至近距離で見られる海岸まで続く道などがあります。
それらのドライブルートを走れば、お目当ての河津桜が道端にいくらでも咲いています(笑)
おまけに、意外と路側帯の広くなっている場所が多いので、他に車が停まっていなければ写真も撮り放題♪
ほら!見上げる様に撮影すれば、青空にピンク色の花が映えますね!
この時季に咲く河津桜は毛虫などの心配もないので、至近距離で花を撮影するのも怖くない(笑)
オススメのコースは展望所から佐伯市の方へ抜けるルートで、途中の分岐を海側へ下り、ついでに保戸島を見て帰るコース。
海岸沿いには河津桜は咲いていませんが、天気の良い日は海の景色を見ながらドライブ出来るので気持ちいいですよ♪
海側へ下る道も狭くはないので大きめの車でも大丈夫。
この先に2ヶ所ほど急カーブがあるので、そこだけ対向車に注意しておきましょう。
そこそこ距離はありますが、10~15分も走れば保戸島が見えてきます。
ここで満足しちゃってもいいですが、もう少し先まで走って行き止まりまで行ってしまえば、すぐ目の前に島が見える広場があるのでもうちょっと頑張りましょう!
到着しました。
ここから先は未舗装の浜となっているので、あとは行き止まりまで少しだけ歩きます。
正面に見えているのが保戸島で、急斜面に建てられた家の様子がハッキリと観察出来ますよ。
ちなみに、矢印で示した島の端を境に、右側は外海となっているので、行き止まりまで行けば波の様子が全く異なる内海と外海の違いが見れて面白いです♪
この海でマグロが獲れるんですね。
祭りとは言っても、麓のイルカ島付近を除いては何かしらお店が出ているわけでもありませんし、山の中や海岸沿いを走っても他に立ち寄る様な場所もありませんが、花や景色を見て楽しむ春のドライブに是非行ってみてください。